2014年3月29日土曜日

Samsung SSD 840 EVO mSATAはウルトラブックユーザーの救世主!?

さて、今回はSamsung SSD 840 EVO mSATAのレビューを行っていきたいと考えています。

今回レビューする商品は、私が個人的に購入したものではなくITGマーケティング株式会社様より正式にモニターとして私を選んでいただき、譲っていただいたものです。

私にこちらの商品を触れる機会を下さったことへの御礼と、レビューが大変遅くなってしまったことへの謝罪を申し上げます。


さて、頂いた商品ですが、あくまでモニターというものは公平でなくてはいけないため、贔屓をするつもりはありません。
思ったことなどはどんどん指摘していこうと思います。

ですがまず最初に断っておきたいと思います。この製品のレビューは10名の方がモニターとして譲渡されたと伺っております。つまり今さら速度なんて検証しても意味無いですよね?

ということで速度関係はなんとバッサリカットでお送りしたいと思います!

つまり、速度関係は他の皆さんにお任せして、外観や機能などを皆さんに極力わかるように説明そていきたいと思います。




ではまずは外観から。




箱は至ってシンプル。
と言うかおそらく2.5インチ用の箱をプリントだけ変えたものでは無いでしょうか?
まぁこんなところにこだわっても性能には全く関係のない部分ではあります。
余談ですが、某高級PC電源は電源を入れる用の高そうな袋なども付属していますが、なぜPCの中に入れるはずの電源に袋が付属するのか未だに謎ですw

さて、余談はそれくらいにして、中を開けてみます。



やっぱり箱は2.5インチ用をそのままにプラスチックだけmSATA用に変えているみたいですね。
中身は至ってシンプルで

・本体
・ステッカー
・マニュアル

以上



てな感じで、いかにもPC初心者向きではなさそう。

気をつけて欲しいのは、mSATAのSSDにはUSB3.0への変換アダプタは付属していません!

家電量販店では普通に売ってません。(宇都宮のヨドバシには無いです)
ですので、ウルトラブックに換装を考えているならば、クリーンインストールするか、ネットで変換アダプタを購入しなければなりませんので気をつけてください。

あと本当であればCD-ROMとか付けてドライバやらユーティリティやらを付ける方が親切ですよね。
でもそれは日本的な考え方でしょうか。わからない人は切り捨て!ってつもりは無いのかもしれませんが、そんなことを考えてしまうような、これがグローバル・スタンダードなのかもしれません。



では次は本体をもっと近くから見てみましょう。





どっちが表か裏かわかりませんが、便宜的に840 EVOと大きく書かれた方を表とすると、表にはほとんど部品は乗ってないように思います。
小さい5mm四方のチップが乗っていますが、得られる情報が少なすぎて私にはなんのチップが乗っているのか判別がつきません。

裏はと言うと、製品情報が書かれたシールの裏には大きなチップが4枚搭載されていることがわかりました。(剥がすと保証って効かなくなっちゃうんでしょうか?それを恐れて剥がしてないですw)

剥がしてないので型番はわかりませんが、SSDには基本的に3種のチップで構成されていることが多いので予想はつきます。

まず1種類目は、NAND型フラッシュメモリ
役割はSSDの用途である記憶すること。
不揮発性メモリと呼ばれて電源が入っていなくても記憶を保持することができますが、容量はとても大きいですが、速度は並み程度(と言っても数百MB/s)
今回はこのチップが2枚搭載されていますので、チップ一枚あたり64GBの容量を保持することができるようです。

次の2種類目は、RAM(Random Access Memory)
用途は一時記憶。
上のフラッシュメモリもRAMも用途はほとんど変わりませんが、大きく違うところは容量と速度。
RAMは物凄く高速アクセスが可能(数十GB/s)ですが、容量はとても小さく(大きくても1GB程度)、高価です。そして一番厄介なのが揮発性メモリと呼ばれて、電源の供給がなくてはデータが消えてしまうこと。
でもその速度の早さから、フラッシュメモリに書き込む前のワンクッションとして置くと一瞬でSSDに書き込まれるような形になり、あと様々な理由があるけど、とにかくSSDの高速化と合理化につながるのです。

そして最後の3種類目はコントローラーチップ
役割は制御。
簡単に言ってしまえば、NAND型フラッシュメモリもRAMもただの倉庫です。
でも倉庫があってもその倉庫からものを出し入れする人が必要なので、このコントローラが必要だということです。
だから出し入れする”人”の速度も結構重要で、このいくら倉庫が優秀でもこのコントローラが性能が良くないと意味が無い。


てな感じです。
ではでは早速取り付けてみましょう!






ここでPCのスペックを公開しておきますね。
・CPU:intel core i7 2600k(3.7GHz)
・MEM:ADATA (ごめんなさい型番不明)PC3-1600(800MHz駆動)
・M/B:Gigabyte Z77X-D3H
・GPU:Intel HD Graphics 3000 & ATI Radeon HD5870
・SSD:本製品
・HDD:TOSHIBA MK1665GSX(システム)
・電源:Gigabyte (型番不明)650W


と言った感じ。

テスト時の室温は20℃ 湿度は52%でした。

まずはCrystalDiskInfoを見てみましょう。


HDDに注意と出ていますが、気にしない方向でw

まず感心するのはしっかりと温度センサーが入っていること。
これはダイナミックサーマルガード(クリックするとITGさんの詳細ページ)が入っていることからもわかりますが、SSDが70℃を超えると速度を落として熱破壊から守るというものです。
これはウルトラブックのような狭い筐体の中に入るSSDだからこそ必要な機能であり、この機能を搭載することは素直に素晴らしいと思います。

ここで特筆すべきは、DevSleepに対応していることでしょうか?
DevSleepとは、使用していない時にSSDの電源を切ってしまおうという機能で、まだまだ対応している機種は少なかったと思います。
ですが、対応しているチップセットがintelの4xxxシリーズと呼ばれる第4世代(Haswell)でなければ恩恵は受けられません。
ですので私のマシン(第2世代)には関係のない話ですねw


ちなみに、今となっては当たり前ですがTRIMにも対応しています。
ですが気をつけて欲しいのは、Samsungの純正移行ツールを使用した場合ではなく、サードパーティー製(フリー)の移行ツールを使って移行したせいでTRIMが無効になっているSSDをたまに見かけます。
TRIMとはそもそもSSDのパフォーマンスを最大限に活かし、寿命を格段に伸ばす事ができる技術です。
そして今のSSDはそのTRIMが有効になっていることが前提となっているためオフのまま使うと速度の低下や寿命に影響を及ぼします。

では確認方法だけちょこっとお教えしますね。(Windows7が対象)
まずスタート入って検索部分がありますのでそこにcmdと入力して、cmd.exeを右クリックで管理者で実行。

そして出てきたコマンドプロンプトに、

fsutil behavior query DisableDeleteNotify

↑の文章をそのままコピペして貼り付けてエンターを押すと下のような画面が出てきて、結果が0ならTRIMが有効であることがわかります。


もし0でなく1だっだ場合は、

fsutil behavior set DisableDeleteNotify 0

上のコマンドをコピペして再起動すれば0になり、TRIMが使える様になります。



なんだかレビューというよりパソコン教室になってきましたが、多分誰もこんなこと書いてないと思うのでよしとしますw

最後になりましたが、このSSDのイイトコ&ワルイトコを紹介して終わろうと思います。

まずいいところは、
速度はべらぼうに速いです。
それは他の方のレビューや雑誌に大きく掲載されているとおりだと思っています。
言葉は悪いですが、今の時代速いSSDなんて当たり前なんです。
極端に言ってしまえば、500MB/sのSSDと700MB/sのSSDを比べてもどっちもすごく速いで終わるんです。そりゃぁ一度に数十GBのデータを扱う人は少しでも速いSSDを選ぶのは納得です。

でも大抵の人はそうじゃないですよね?

そんな事よりも、個人ではあまり安易に手にすることができなかったmSATAを気軽に手にすることができるようになった。
これは安価であるという意味もあり、そして安全設計や高機能なことによる個人が手にしても痛い目を見ないという意味でもあります。
Samsungはストレージでは一流メーカーであり、信頼をおけることも大きいと思います。
私個人としては国内メーカーにも頑張って欲しいですが、日本が忘れてしまったのは冒険心です。
こんなのあったらいいな!じゃぁ作ればいいんだよ!なんて、考えることはできますが、実際に行動に移せる企業はもう少ないです。
もちろんライナップとして”一応”作ったものではなく、メインとしてmSATAを置く度胸と勇気を讃えたいと思います。
これこそウルトラブックユーザーだけとは言わず、mSATA搭載のPC全般の救世主となりえるのでは無いでしょうか?

なんかまとめっぽくなりましたw

次にわるいとこは、
どう足掻いても初心者向けでは無いということ。
付属にドライバ無し、ユーティリティ無し、説明書無し、変換アダプタ無し。
これじゃぁやっぱり万人向けではありません。
mSATAという規格自体知っている人は少ないと思いますが、せめてマニュアルにマザーボードと同じくらいの分量の説明はあってもいいと思います。

そして変換アダプタは別売りしてもいいからセット販売もあるべき。
これは今後に期待したいと思います。




こんな感じで私の第一回目もSamsung SSD 840 EVO mSATAを終わりたいと思います。
第一回目といったのは、今回は私の怪我や諸事情により駆け足になってしまった関係上省いてしまった所が多々あるからです。
特に、消費電力関係を掲載したかったのですが、今回は載せることができませんでした。
ですので次はこの辺りを掲載したいと思います。

ではまた次の記事で......。


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