2013年2月22日金曜日

PlayStation4でなにが変わるのか?(未確定版)

いよいよPlayStation4(以下PS4)が発表されましたね。
PlayStationは初代のころから購入してきましたが、毎回大幅なハードのアップグレードで世間を驚かせてくれるソニー(SCE)。
はてさて今回は一体どんなハードを搭載してくるのでしょうか?

今回は現在発表されている内容のみで簡単な評価、説明をしていきたいと思います。
ゲーム内容自体には一切触れませんのでご了承ください。
尚、これは逃げ口上ですが、ここに書いてあることは私の個人的な考えですので、一部またはすべて間違っている可能性があります。
願わくばこの情報を鵜呑みになさらぬよう、よろしくお願いします。


ではまず、コントローラーから




コントローラーは、従来の通称”PSコン”と呼ばれる形はベースとしてそのままに、スタートボタンセレクトボタン廃止しました。
その変わり、全面タッチパットSHAREボタンOPTIONSボタン搭載しました。
SHAREボタンはSNSなどを活用するときに使用するようです。
ちなみに、USTREAMに対応して、現在プレイしている映像を生中継できるようです。

ボタンに関しては、セレクトボタンはいいとしてスタートボタン廃止はちょっとゲームによっては迷惑な話のような気がしないでもないですが、恐らく、PSボタンと共通になるのでしょう。

ボタン以外として、二枚目の画像で分かる通り、LEDを搭載し、光る仕様となっています。
これはマルチプレイをしたときに相手の体力が青は満タン、赤はぎりぎりなど分かるようになっているようです。



つづいて、本体のハードウェアについて
尚、詳細データはGIGAZINEより引用させていただきました。問題がありましたら修正いたします。



詳細スペックは以下の通り

・Main Processor
Single-chip custom processor
CPU : x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores(専用に開発された8つのx86-64アーキテクチャーのCPUコアと最先端のGPUが搭載された高性能プロセッサー)

・GPU : 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon based graphics engine(物理演算など汎用的な計算処理(GPGPU)も可能で、搭載されている18個のコンピュートユニットは全体で1.84テラフロップスの演算能力を有し、その性能をグラフィック機能やコンピューティング機能、またはその二つに自由に割り当てることが可能)

・メモリ
GDDR5:8GB(176GB/秒の広い帯域幅を持つGDDR5のメモリーを8GB搭載しているため、ゲーム開発がより効率的に)

・ハードディスク
内蔵(一体どれぐらいの容量があるのかは不明)

・光学ドライブ(読み出し専用)
BD 6 倍速CAV・DVD 8 倍速CAV

・入出力
Super-Speed USB (USB 3.0)ポート、AUX ポート

・通信
Ethernet (10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T)
IEEE 802.11 b/g/n
Bluetooth 2.1(EDR)

・AV出力
HDMI 出力端子
アナログAV 出力端子
光デジタル出力端子



ここで真っ先に驚くべき所はなんと言ってもCPUでしょう。
AMDというのも衝撃的ですが、そんなことよりもアーキテクチャです。
なんと今回採用されたものはx86系!!

だから何って?

x86がなにかなんて分からなくても良いんですよ。

でもこれだけは覚えておいてください。
x86系は、あなたが今触っているそのPCと同じ命令セットなんです。
極論をするならばつまり、PS4は”パソコン”になったのです!
理論上、PS4ならwindows7だって入ります。

つまりPCゲーだってできちゃう!!!

これはテンション上がりまくりでしょう。


よく分からないけど、じゃぁもはやPCでよくね?と思った方、結構鋭いですね。
私もそんなことが頭によぎってしまいましたw

そもそも、PS3やXBOX360のようにPowerPC系のアーキテクチャを使用した理由は、カスタム設計で高性能かつ低コストであることが大きいのではないでしょうか。
一般的に、PCは汎用性が求められかつ高性能であることが前提です。
しかも、PCは毎年のように進化し続けなければいけない。
たとえば、core i7の第一世代は2008年頃に発売されました。
そして現在の第3世代は2012年に発売されています。
たった4年間で性能差は2倍近いのです。

一方でPS3などのゲーム機はどうでしょうか。
2006年に発売されて、性能は向上したのでしょうか?
否、本体の性能の向上はしていません。(細かい差異はありますが)
ではなにが変わったのでしょうか。
それは、消費電力と価格です。
それを象徴するかのように、初期型PS3の電源容量は380Wだったのに対して、現在は190Wです。
また、価格も初期の49800円から、現在は24980円となりました。

これがゲーム機に求められるものです。

だから”生もの”のようにどんどん新しく、性能を向上させ続けるx86系ではなく、性能向上のためではなく価格や消費電力を落とすための進化を続けているPowerPC系を使用していると私は考えていました。

ここに来ていきなりx86系を用いる理由はなんでしょうか?
私が考えるメリットデメリットは、
まずメリットとして、PC用に開発したプログラムを流用しやすいこと。
そして、生産量に考えてx86系の方が安くなるということかもしれません。
しかしデメリットとして、従来まで開発してきたプログラムが使用できなくなってしまうことです。
これはとても重要なことだと思います。
今まで積み重ねてきたノウハウや、機材が無駄になる恐れがあると言うことですから。
その証拠に、PS4はPS3のゲームは起動できません。
SONYはまたしてもPS3の失敗を繰り返してしまうのではないかと危惧してしまうのは私だけでしょうか?
ですが、希望の光がないわけではありません。
それは、エミュレーションという方法。
PS4はPS3のディスクを使用できない代わりに、PS3の一部のソフトをネットを使用してダウンロードし、プレイできると言っています。

これは恐らく、エミュレーションという異なるハードウェアをソフトウェアで吸収してしまおうという方法です。
この方法は、とても効率が悪いため、ハードウェアに対して高い性能を要求されます。
また、エミュレーションできない動作やバグなどを起こしてしまうこともあるので、実際にどのようになるのかが気になるところです。





さて、CPUの話はこれくらいにして、メインメモリの話に移りましょう。
メインメモリとは通称RAMと呼ばれるものです。

某新聞の記者さんはRAMとROMの違いが分からないようで、Wii UのRAMが32GBでPS4は8GBです!みたいに書いていますが、Wii Uの32GBというのはROMで、RAMは2GBです。
PCで例えますと、ROM=HDD(SSD)で、RAM=メモリですね。
もう少し詳しく言うと、OSや個人的なファイルなどが入っているのはROM、PCが一時的に使用している領域がRAMです
このあたりの話は、PCやゲームのハードウェアを書く記者なら絶対に知っているはずの話ですので、この記者はコンピューター系を担当する記者ではないのかもしれませんね。

あまり記者さんをいじめると可哀想なので話を戻します。

上記で申し上げた通り、Wii UのRAMは2GBPS4は8GBのRAMを搭載しています。(システム全体のRAM領域)
ちなみにPS3は512MBのメモリを搭載しています。(ただし、PS3はCPU用とGPU用で256MBづつ別で用意されている)

じゃぁ、PS4はWii Uの4倍のメモリでPS3の16倍の容量だ!!
という書き込みや、
俺のPCは16GB積んでるのに今更8GBかよwww
というこれまた識者が聞いたら苦笑いしてしまうことを述べている方がいらっしゃるようですが、そんな簡単な話ではありません。

確かにRAM容量は8GBで間違いありません。
問題は規格です。
PS4に採用されているRAMは、GDDR5というものです。
一方で、比較的新しいPCのRAMWii Uに使われているRAMはDDR3という規格のもの。
GDDR5なんて高級なものは高性能なグラフィックカードにしか使われません。

具体的になにが違うのかというと、主に転送速度が違います。
私のPCを例に挙げますと、規格がDDR3のバスクロック667MHzで動作している私のPCは、
667Mhz x 2倍 x 8バイト = 約10.7GB/sの転送速度です。これをデュアルチャンネルで動作している場合でも、約21.3GB/sとなります。
では、これを踏まえてもう一度PS4の情報をスペックを見てみましょう。
転送速度が176GB/sとなっていますね。
この転送速度こそがGDDR5による恩恵なのです。

この転送速度を分かっていただけると、じゃぁ何故Wii UやPCはGDDR5にしないの?って思いますよね。
そこは、まず第一にコストだと思います。
次に必要性です。
そのスペックがあったところで、使わなければ宝の持ち腐れというもの。
任天堂は元より画質や映像自体に力を入れているようには思いません。(批判しているわけではないです)
そもそも、髪の毛一本一本を描画したり、広大なマップを表示しない限り、そこまでメモリは消費しません。
ですので、任天堂には任天堂なりの考え方があったのだと思います。
さらに次いで言うと、GDDR5は大変高速ですが、一方で電力も食ってしまいます。
グラフィックボードでの例を挙げると、DDR3を使用したものと、GDDR5を使用した二つのグラフィックボードを比較すると、数十ワット程度消費電力が上がってしまうようです。
この消費電力をたかが数十ワット程度かと考えるか、そんなに電力を食うのならDDR3の方が良いと思うかも分かれるでしょう。

もっとも、GDDRという規格は本来グラフィックカード用に作られた規格なので、汎用品ではありません
ですので、PCのようにメモリを増設するような用途では使えません。
ゲーム機という専用品だからこそ採用できるものです。
だからPCのメインメモリには使用しない(できない)のです。


ここまで詳しく話をする予定ではなかったのですが、ついつい話が長くなってしまうところが私の悪い癖のようですね・・・・・・。

あまり書いても読む方が疲れるだけかと思いましたので、このくらいにしておこうかと思います。
本当は、もう少し触れたい所はあったのですが、それは情報が確定してからにしておこうと思います。

それでは、ここまで読んで下さいまして、ありがとうございました。





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